造花ブーケの価格|格安な造花ブーケで見るべきポイント

 

造花のブーケ

格安な造花ブーケには、気をつけるべきポイントがあります。みんなの口コミや写真、売り言葉の甘い誘惑に惑わされていませんか?今回の記事では、格安の造花ブーケの見るべきポイントを詳しくお話したいとおもいます。

格安のブーケはなぜ安くできるのでしょうか?

格安のブーケはなぜ安くできるのでしょうか?それらのポイントを追っていきましょう。

価格のカラクリ

値下げ競争

インターネットが広まり、「お店」を持たなくても、オークションや共同販売サイトなどで、個人でも売り買いしやすくなりました。「お店」が無ければ、いろんな経費や難しい書類、人件費がグッと減ります。でも、材料費はかかるし、儲けないと商売になりません。安い事情が不透明なものって何かアリそうです。

◎値下げの工夫:安物、大量購入・少量消費、簡素化

安く売るには工夫が必要です。工夫も度を過ぎると、ケチ、ごまかし、隠ぺい、騙し、になってしまいます。安いものほどそのスレスレ展開が多く、買う人の自己責任が問われます。

・安い材料で(同じものを大量購入)

安価な造花にクオリティは期待できません。さらに大量購入だと、保存過程で色があせたりゆがんでしまったり。マニュアル通りの定番品でこだわりやオリジナル性は低くなります。

・使う量は少なく

ブーケとは花束のことで、数本~数十本とボリュームはいろいろ。安いと小さかったり、横や裏から粗さ丸見えのスカスカという危険が!全体の量に限らず、用いる花の種類も少ない傾向があります。

・手間をかけず、少人数で素早く

造花は機械でも、ブーケは手で作ります。人手不足が生じると、商品の到着が遅れたり、チェックに抜けがあったりと、完成が雑になる恐れも。また、その時々に別の人が作り、得意・不得意で完成度に差が出る場合も。

・売れ残り、在庫(種類)を減らす(定番品と流行)

在庫は保管場所を必要とし、徐々に劣化し廃棄へまっしぐら。余分な在庫を避けるため、注文後に作成し、受け取りまでの時間がかかる場合があります。また、好みが分かれるものは、売れ残るので扱いません。基本は無難なものを中心に、流行はブームの去り際、世間の在庫一掃時に登場したりします。

購入時の注意点

目的、必要性

価格で安易に手を出す前に、ちょっとSTOP!それ、本当に必要?欲しいもの??妥協して後悔する前に、代替案はありませんか?

チューリップ1本で、強烈なインパクトに反し、欲張らない優しさや1つを大切にする温かさを醸し出せるかもしれません。家族の人数分の向日葵、ハスの葉でアイアイ傘。量や形にこだわらず、アイディア次第で何倍も安く、ドラマチックに仕上がります。

・画像、写真

 ネット販売の場合、1つの商品に対して複数枚の写真が欲しいものです。画像の枚数が多ければいいわけではありません。同じ写真を何回も右や左と場所を変え、拡大や縮小しただけのサイトも見かけます。他の角度からはお見せ出来ない事情でも…?

・価格

 同一サイト内で他の商品より極端に安いもの、目玉商品には注意が必要です。別の売りたい商品をよく見せるための雑多な差別品だったり、サイト閲覧の集客手段に過ぎず、想像通りの物が届かないことが多いようです。また、サイト全体が他のサイトより安過ぎるのも危険です。提携する仕入先から配送業者を含めて、一般的な対応を期待しない方が無難です。「〇〇円以下!」には単価の張る花は使われず、「ALL〇〇円!」は本来の値段以上になる場合があります。

商品数

品揃え強調店は、1つのブーケに対し脇役の造花や飾り小物を変えて、無理矢理バラエティ感を出します。良くも悪くも、それだけで簡単に10種以上できます。全く同じものを違う角度の写真で掲載、商品一覧のはじめ、中程、終わりと複数回登場、詐欺まがいなものもあります。似た商品の間違い探しに無駄な時間を費やしていませんか?

単純なワナ:配送料0(ゼロ)、支払い(振込)手数料ナシ、口コミ

送料や手数料無料に過剰反応する人がいます。「口コミ(評価)をすれば」と条件つきのものもあります。口コミは内容の前に『数』です。関係者も含まれ、「タダ=恩」心理を利用した『数』、分かりつつも気になります。送料・手数料が商品代に含まれていると知っていても、ハマりがちな落とし穴。ここを狙うサイトは異常に多いものです。

 

最後のポイント|一生の思い出に残るブーケで後悔はしたくないはずです。

安いものはワケあり、分かっていても惹かれます。

失敗しても「安かったから」って満足できるでしょうか?結婚式は一生に1度の一番大切なイベントです。そのイベントを残念なきもちで終わらせるのは、あまりにも悲しいと思います。

自分が見てみて本当に綺麗な造花のブーケを選ぶ理由はここにあります。

一度過ぎてしまった時間はもどりません。納得できるクオリティーを格安で買えるかというと、ものすごく低い確率になります。

安すぎるブーケは、写真とは違い、本当に100均の花をつかったようなものになります。

ですので、格安なブーケでも、ある程度の値段がするものを選んだほうが、クオリティーが保証されます。

大体8000円くらいのものから考えて、自分に合う造花ブーケを見つけることができたら一番よいかと思います。

造花は、何度も使えていつまでも残せます。必ずしも値段によらないけれど、少し値の張るものには不自然さや違和感が少なく、見た目ではわからない使用感まで考慮されています。どのレベルをいくらまでと許容範囲を探らずに、惜しみすぎず相応の対価を支払ってもいいのでは??

 たくさんの企業努力の積み重ねとサービス精神で、破格をたたき出しているものもあります。しかし必ず限界はあり、一定ラインを超えたものには事情があります。そこを理解し、納得した上で、格安・激安商品を検討してみてください。

 

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