結婚式をしたくない理由|茶番劇ではない自分達らしい結婚式をする方法

今日から、フジテレビで、『結婚しない』 というドラマが始まるようですね。
ここ最近、『結婚式をしたくない理由』 というテーマでブログを書いている私にとってはなんともタイムリー。
キャストも、主演の天海祐希さんが造園プランナー役、 玉木宏さんがフラワーショップのアルバイト店員役ということで、これまた関連性の深いものを感じます。
普段は、全くと言っていいほど連続ドラマなどは観ない性質ですが、このドラマに関してはチェックしてみようと思っています。

さて、これまで2度にわたり 『結婚式をしたくない理由』 についてブログを書いてきましたが、私なりに色々と調べてみたところ、もうひとつ気になったキーワードとして、「結婚式は茶番劇のようだ」 という言葉がありました。

これは、要するに、「多くの人たちの前でまるで見世物にされているみたい」 であったり、「ウェディング業者の言いなりになって大金を払わされている」 といったような、 “受身的” な発想からくることが原因だと考えられます。

その気持ちはわからなくもありません。
なぜなら、結婚が決まり結婚式をしようとする人たちにとっては、それが全く初めての取り組みになります。
そうすると、一部の人を除いてほとんどの方は見識がないわけですから、当然、ウェディング業者主体で話が進んでいかざるを得ません。
これは、決してウェディング業者に悪意があるという意味ではなく、「ウェディング業者が提示したものの中から選択するしか手立てがない」 ということを意味します。
その結果が、先ほどあげたような印象へと繋がっていくような気がするからです。
では、そうならないためにはどうすればいいか。

そうならないためには、結婚式をする自分たちが主体になって取り組めばいいのです。

事前に、インターネットや雑誌などで徹底的に調べ、結婚式を挙げた諸先輩の話を聞くなどしっかりリサーチし、尚且つ、それを自分たちらしくなるようにアレンジして、そうしてから打合せに臨めば、決して 『茶番劇』 と思うようなものになる事はないでしょう。

しかし、そこまで完璧に準備して打合せに臨む人が多くいないのが現状です。
みなさんお忙しい中そうわかっていても出来ない、あるいは、結婚式に対してそこまで労力をかける魅力を感じない、と思われているのかもしれません。
いずれにせよ、そんな解決方法は、私があらためて言うまでもないわかりきったことなのです。

 

 

私が思う結婚式の本質とは、「公然の場で愛を誓い、そして祝福を受けること」 にあると思っています。

そうすることによって、結婚するふたりの間により強い責任感が生まれ、そして、感謝が生まれる、そう思っています。

決して、プログラムに則った進行をこなしていくことに結婚式の本質はありません。

先日出席した友人の結婚式で、こんな素敵な演出がありました。
それは、『ラスト・ダンス』 というものです。

たくさんの出席者の前で、音楽に乗せて新婦がお父さんと最後のダンスを踊ります。
踊っている最中、耳元でふたりはなにやら会話をしています。

「こんなことがあったね、あんなこともあったね。」

これまでの人生を振り返り、 きっと、新婦はお父さんに感謝の気持ちを伝えているのでしょう。
お父さんはとても照れくさそうでしたが、それ以上に、お父さんの背中が嬉しさを隠しきれていませんでした。

それを傍から見ている人の中に、この光景を 「茶番」 だなどと思っていた人はひとりもいないと思います。

結婚式をするにあたり、「これをしなければいけない」 とか、「これをやってはいけない」 という考えを強く持つ必要はありません。
あながち日本人は生真面目な一面が多いので形式にとらわれてしまいますが。。。

 

その人それぞれが持つ、“結婚” というものの本質にきちんと正面から向き合ったときに、茶番劇ではない自分達らしい結婚式をする方法のヒントが隠されているのではないか。

『ラスト・ダンス』 を観たあと、しばらくたってから、そんな思いに至りました。

 

  

 

劇的花屋Wedding
ウエディングブーケカタログ

劇的花屋|贈るのはドラマです
フラワーアーティスト 和田浩一