ブライダルエステサロンを選ぶコツ ~より美しい花嫁になるために~

今や結婚式をするにあたり、ウェディングプランに欠かすことのできない “ブライダルエステ”。 ドレス選びとともに、花嫁になる人なら誰しも憧れ楽しみにしていることのひとつでしょう。

“エステティック” の発祥は、18世紀フランス、マリー・アントワネットの時代ともいわれています。当時は貴族の時代。美に関心の高かった社交界の女性たちが自分たちの肌を磨くために、牛乳風呂に入ったり、当時の化粧品で入念にお手入れをしたりしていたそうですが、それを自分自身でするのではなく、その付き人たちが全ての世話をしていたそうです。これが、今に繋がる “エステティックの原型” とも言われています。しかし、さらに時計の針を巻き戻して、古代エジプト、あの “絶世の美女” クレオパトラの時代にも、それらしき慣習が垣間見えます。当時クレオパトラは、バラの香りを好んで入浴や香水に使ったともいわれているそうですから、広い解釈でのエステティックの原型は、もしかしたら古代エジプト・クレオパトラの時代にまで遡ることができるのかも知れません。

さて、現代に時計の針を戻しましょう。
今年に入ってから、一人のヒーリング・エステティシャンの方と知り合いになりました。私の知人を介してのことだったのですが、この方がオーナーをつとめるエステサロンご移転のときと、この方のお誕生日のときの2度、お祝いのお花の注文を受けたことがきっかけでした。
私が作ったフラワーアレンジメントをとても気に入ってくださり、2度目に配達したときに玄関先で話が弾みました。お互いに共通する 『ブライダル』 の話題で盛り上がったのです。
私は、花に関わる中でも、特に好きでキャリアの長いのがブライダルフラワーであるということを話しました。そして、こちらのオーナーの方は、エステティックメニューの中に、ブライダルコースがあることを聞かせてくださいました。

それでは、数あるエステティックメニューの中で、ブライダルコースに特化したものを2つ挙げてみましょう。まず1つ目。
結婚式から逆算して、 “最高に美しく輝いている状態” のピークが当日に来るよう、計画立てたトータルボディケアをしてくれるということ。これは、つまり、外見の美しさに関することです。
人それぞれ肌質も違いますし、また、 ドレスの形や和装の種類によって魅せる部分も変わってきます。これらのことを、その人に合った組み合わせでパーフェクトな状態に仕上げてくれます。

そしてもうひとつ。
結婚式を間近に控えてくると、“マリッジブルー” にかかる花嫁さんも少なくありません。施術を受けている間、その空間は一対一の関係になります。そういった時に、施術に伴うしっかりとしたメンタルケアで花嫁さんの心の不安を取り除いてくれます。こちらは、つまり、内面の美に関することといえます。

これらの2つを、より満足に感じていただくためには、なんといっても上質なカウンセリングが欠かせません。施術者には、お客さま一人ひとりのことをしっかり理解した上で最適なメニューを組む力量が求められます。
一方、どこのお店に行こうか迷っている人にとっては、この点を見極めることが、非常に重要なお店選びのポイントになってきます。
本格的なブライダルコースを受ける前に、まずは、お試しコースなどを受けてみるのもひとつの手でしょう。

今回、ご縁をいただいた方のお店は、『ヒーリング・エステサロン』です。心と身体の両面からアプローチしてくれます。完全カスタマイズ方式で、1日3組限定のオールハンドエステ。初対面でもすぐに打ち解けられる雰囲気を持ったお人柄で、何よりカウンセリングを大切に考えていられるそうです。もちろん、ブライダルコース以外のメニューも充実しています。

お花とエステティックで職種は異なりますが、職人であるという気概を持っていることや、一人ひとりのお客様に対する姿勢と取り組みという点で、私と価値観が似ているのではないかと勝手に思っています。

現代のマリー・アントワネット、そして、クレオパトラのみなさまに、推薦したいお店です。ご興味を持ってくださった方は、こちらからご覧いただけます↓


恵比寿/代官山のプライベートエステサロン 『La Brise(ラブリーズ)』

 

劇的花屋(ドラマティックフラワーズ)
フラワーアーティスト和田浩一