『お花に囲まれたフォトウエディング』を開催しました。
今回は、”家族3人でのフォト+親族を招待してのミニパーティー” の2部構成のプラン二ング。デコレーションテーマは、”グリーンとひまわりに囲まれた世界” です。
お申込みのきっかけ
今回お申込みいただくきっかけとなったのは、花嫁さんご自身がずっといけばなをされていて、お花に大変興味をお持ちだったことが背景にありました。
フラワーアーティスト 和田浩一の存在を前から知ってくれていたようで、なかでも ”水のない世界” という作品シリーズがあるのですが、ご本人の言葉をお借りすれば、「その作品に凄く惹かれてしまった」とのこと。ありがたいことです。
そんなお花好きの花嫁さんですが、あるときフラワーアーティスト 和田浩一のホームページを見ていたら、『お花に囲まれたフォトウエディング』という文字が目に飛び込んできたので、すぐさま内容をチェックして「もうこれしかない!」と思ってくれたということですから、重ね重ねありがたいの一言に尽きます。
『お花に囲まれたフォトウエディング』を発見してからというもの、花嫁さんの中では「ああしたい。こうしたい。」と夢が膨らむばかりなのですが、問題はご主人。
「果たしてフォトウエディングというものを理解してもらえるだろうか。ましてやフラワーアーティストが主催するフォトウエディング。ああ、どう説明すればよいだろう。加えて、今回は親族へのお披露目も兼ねている。親族へはどのように説明すればよいだろう。ああ、困った困った。。。」
実は、そんな状況の中でお問合せをいただいたのです。
お打合せ
初めての顔合わせでは、花嫁さん&ご主人&お嬢さん3人揃ってご来館されました。
案の定、当初は戸惑いを隠せない様子のご主人でしたが、私が要旨を説明していくに従ってご理解も進み、最終的には、「俺の衣装はどんな感じが合うだろうな〜」とすっかり乗り気になってくれました。
ご親族へは、「写真スタジオ内でのお披露目お茶会」と銘打った招待状と、補足は電話で直接説明しようということで落着。これで花嫁さんも一安心。
そうと決まれば、あとは思い描く世界観をどう表現するかに集中するだけです。
ひまわりの花冠
「娘とお揃いの ”ひまわりの花冠” を着けて結婚写真を撮る。」
実を言うと、そんなお母さんの切なる想いを知らないお嬢さんは、花冠よりもラプンツェルをやりたがっていたのですが、それを「ラプンツェルは次の記念のときにしようね。」とお嬢さんに譲歩してもらって実現に漕ぎ着けたくらい、母娘お揃いの花冠は、花嫁さんにとって最優先のご希望でした。
ひょっとしたら、冒頭の写真が、花嫁さんにとって一番大切にしたい写真になるかもわかりませんね。
トトロの葉っぱ
お嬢さんの話題がでたので先にお嬢さんの写真を紹介します。
こんな写真を撮りました。
これまたお母さんとお揃いのドレスを身につけて、 ”となりのトトロ” のワンシーンを再現。お嬢さんは表情を作るのがとにかく上手でした。とっても可愛かったです。
花ドレス
花嫁さんが2番目に叶えたかったのは花ドレス。
花ドレスをするためにドレスはレンタルではなくご購入。
そして、足元をあえて見せるために裾を20cmほどカットする念の入れようです。
ここで、フラワーアーティスト 和田浩一が定義する花ドレスの解説をいたします。
フラワーアーティスト 和田浩一の提案する花ドレスとは、単にドレスに花の装飾を施すということだけに止まりません。
”背景とのレイヤード効果” これがポイントです。
背景にデコレーションしたグリーンや花々が描く曲線美、その華やいだ背景に最後のワンピースとして、これまた花を身に纏った花嫁さんが収まることで一枚の絵が完成する。花嫁さんは主役でありながら、壮大な絵画の中に色彩の一部として溶け込んでいく。
これが、フラワーアーティスト 和田浩一の定義する花ドレスなのです。
花婿
最後になりましたが花婿さんをご紹介します。
グリーンとひまわりのデコレーションと相性ぴったりの衣装でご登場されました。これらの衣装は、アパレルの店員さんに相談に乗ってもらいコーディネートしてもらったのだそうです。小物のハットも効いてカッコ良かったです。
第2部 〜親族を招待しての立食パーティー〜
親子3人での撮影がひと通り済んだ頃、親族の方々が続々とご来館してきました。
『お花に囲まれたフォトウエディング』では、親子3人の撮影時間を確保するため、ご親族には時間差をつけてご来館いただいてます。
ここからは第2部、ミニパーティーの始まりです。
家族単位で記念撮影を行ったり、シャンパン乾杯の全員写真を撮ったり、お子様だけのスナップ写真を撮ったりなど、花婿のはじめの挨拶以外は、紋切り型の進行はいっさい入れず、まるでホームパーティーのようなアットホームな雰囲気で進んでいきました。
そして、パーティーの最大の楽しみである食事。
ここでも花嫁さんのご意向をしっかりと汲みとり、フードコーディネーターと入念な打合せを重ねてオリジナルメニューを用意しました。
Food&Drinkのテーマは、
・アリスのティーパーティー
・見て食べて楽しめる
・遊び心
ご協力いただいているフードコーディネーターのはらゆうこさんは、テレビドラマの現場などでもご活躍されていて、著書もお持ちの売れっ子料理家。食材にも徹底的にこだわり、たとえばバンズの生地を練るところから仕込んでくれています。
といった具合に、長々と書き連ねてきましたが、総勢28名のフォト+ミニパーティーは、終始笑顔に包まれたまま幕を閉じていきました。
少人数だからこそ味わえた密度の濃いひとときは、きっといつまでも忘れることなく、再会した際には思い出話に花が咲くことでしょう。
『お花に囲まれたフォトウエディング』では、大勢ではなく、ごくごく親しい人だけに慶びの報告をしたいと思っている、そんな花婿花嫁さんのためのサービスを提供しています。
このリポートをお読みになって、少しでも関心が湧いてきたのであれば、『お花に囲まれたフォトウエディング』へ、まずはお気軽にご連絡ください。些細なご質問にも丁寧に回答してまいります。
みなさまからのお問合わせをお待ちしています。