レストランウェディングのメリットとデメリット

前々回のブログで書きましたが、近年の結婚式事情は多様化を辿る一方です。
ホテルウェディング、レストランウェディング、ゲストハウスウェディング、リゾートウェディング、会費制結婚式…etc.

これだけ多種多様にある結婚式のうち、果たして自分たちにはどんな結婚式が合っているのか?どれにすればよいか迷ってしまう方もきっと多いことでしょう。
そこで今回は、『レストランウェディング』にスポットを当てて話を進めていきます。

 

レストランウェディングの魅力

レストランウェディングの最大の魅力。それはなんといっても 「お料理」 でしょう。

いつか行ってみたいと思っていた憧れのレストラン。
自分には到底縁がないと思っていた超一流レストラン。

そんな憧れのレストランでシェフのこだわり抜いた看板料理を大勢の人たちと分かち合う。人生の一大イベント結婚式だからこそ、叶えられる贅沢がそこにはあります。

シェフと相談して練り上げられたコースメニューに参列のお客様から賛辞の声が上がったのなら、まるで自分が振舞った料理であるかのような喜びを覚えるはずです。
“おもてなし”  を最優先にするふたりにとっては、まさにふさわしい結婚式といえるのではないでしょうか。

次に挙げられる魅力は、「ロケーション」。
邸宅風の一軒家レストランや、緑の芝生眩いガーデン付レストラン、富士山や東京タワー、東京スカイツリーが見渡せる高層階レストラン。その他、エリア選択などおふたりの好みに合わせて選ぶことができるのも、レストランウェディングならではの特権といえるでしょう。

他にも、

「アットホームな雰囲気を味わえる」
「形式にとらわれない自分達らしいオリジナルな結婚式を作ることができる」
「貸切にしてプライベートな空間を独占できる」

など、レストランウェディングには様々な魅力が詰まっているといえます。

 

デメリット

一方で、あえてマイナス要因を挙げるとすれば…

このことは、ホテルウェディングや結婚式場にとっての最大のメリットと置き換えることもできますが、 「設備」の問題でしょう。

結婚式には、メインとなる披露宴会場のほか、あらゆる施設・設備が必要になってきます。
チャペル式や神前式を挙げる式場、着替えをする支度部屋・控え室、 おふたりの写真や親族の集合写真を撮る写真室、駐車場、宿泊施設、音響・照明・スクリーンの設備…etc.

もし、これらのことを最優先に考えるのであれば、ひとつの建物内で完結するホテルや結婚式場を選んだ方がベターと言えるかもしれません。

どこかの教会で式を挙げてからの移動の手間や、やや窮屈を感じる控え室、一括で手配できない宿泊施設の問題など人によっては少なからず負担に感じるからです。
残念ながら、こういった細かなことは、実際にその場面になってはじめて気付くものです。

 

結婚式選びのコツ

メリットとデメリットは、どんな結婚式のスタイルを選ぶにしても付き纏うものです。
全てを叶えようとすれば、本末転倒な結果を招く恐れもあります。

重要なのは、まず、自分たちが何を最優先にするのかを明確にすることです。
そして、それがはっきりしたら、それを軸にプランを立てます。
迷ったときには最優先事項に立ち返ってみると良いでしょう。
そして、最優先事項の為には、ある程度のデメリットを受け入れることが肝要になってきます。

そうやっていくと、どんな結婚式のスタイルが自分たちに合っているのか見えてくるのではないでしょうか?。
その為にも、どんなデメリットがあるかを事前に把握しておくことは、後悔のない結婚式選びにおいて重要なポイントだといえます。

結婚式の準備は、新郎・新婦にとって初めての共同作業です。
ふたりしっかり手を携えて、人生の一大イベントを満足いくものに仕上げていって欲しいと思います。

 

 

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