スバル サンバーディアス クラシック

劇的花屋に車がやって来ました。。『スバル サンバーディアス クラシック』。 かなりいい感じです。 これでまた一人?劇的花屋に新しいキャストが加わったことになります。この車、軽自動車ながら、知れば知るほど実にすばらしい性能を持ち合わせているのです。ちょっと、そのごくほんの一部分を紹介します。

軽商用車というものに分類される中で、このスバルサンバーだけが持つ特徴が2つあります。ひとつはRRと呼ばれる駆動方式。これはなんと、あの、ポルシェ911と同じです。エンジンの位置を車体の一番後ろに配置し後輪から始動させることにより、走行の安定性と静音性・室内容積を広く確保することを実現しています。実際運転席に座ってみて感じたことですが、エンジンの位置は運転席から一番遠いところにあるので静かだし、座席位置がほど良く、足元も広々としています。そして、実際動かしてみると、たしかにこれまで運転したことのある軽自動車に比べ、どっしりとした安定性を感じました。それに加え、スバルサンバーだけが唯一搭載した4気筒エンジンの馬力が加わるので、これらを総合したパワフルかつ、重心の低い安定した走りには感動すら覚えました。いや、もうたまりません。ここまで熱く語ったところで口から泡が吹いてきました。さらに、またもうひとつの特徴である、四輪独立懸架という四つの車輪が独立して上下するサスペンション形式を採用しているため、地に張り付いたようなエキサイティングな乗り心地を体感させてくれます。まさに、“軽自動車界のポルシェ”といわれる所以が、実際に乗って走ってみてわかる気がしました。本当に優れた車なのです。また、我々にとって肝心なのは荷室の広さと車そのものの耐久性ですが、荷室についてはハイルーフ+他の軽商用車に比べ大きく確保しているということで大変広々としていますし、耐久性に至っては、運送の赤帽が専用車として使用していることからもお墨付きです。

と、ここまで一気に捲くし立てて我が愛車を絶賛してまいりましたが、これ以上語ると卒倒してしまいそうなのでこの辺でやめにしておきます。とにかく知れば知るほど、愛着が湧く車なのです。私は、すっかり、このスバル サンバーディアス クラシックに惚れ込んでしまいました。
そんな、このスバルサンバー。ニュースに大きく取り上げられたのでご存知の方も多いかと思いますが、つい先ごろ、2012年2月28日をもって生産が終了、完全撤退してしまいました。エンジン系統から室内デザインに至るまで、徹底した妥協のない作りが大きなコスト負担を招いたのが原因ともされている、そんな噂も耳にします。
誠に残念な話ですが、そんな時期にこの車と出会ったのもまた何かの運命。一生涯付き合っていきたい車です。

 

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