劇的花屋サロンのレイアウトが変わりました。
面積が広くなったことで、観葉植物が一層生き生きとしているように感じます。
このサロンは、一般企業に併設されており、今回、そのwebマーケティング会社 (株式会社フリーライフコンサルティング様)からオフィスグリーン化の依頼を受けたことに併せて、大規模なレイアウト変更を実施しました。
■劇的花屋が提案するオフィスグリーン化
劇的花屋が提案するオフィスグリーン化は、ただ単に観葉植物を設置するという枠には収まりません。これまで観葉植物が担ってきたオフィスにおける役割にデザインの要素を加味し、“空間全体をトータルコーディネートして差し上げましょう” というものなのです。
そこには、観葉植物の他に、人工芝・ソファやテーブルなどのファニチャー類・インテリア雑貨等が加わります。
これまでオフィスの観葉植物といえば、大きな鉢が室内の角にポツンと置かれているようなレベルでした。しかしながら、これでは観葉植物の効用を得るにはあまり意味がありません。
「もっと大胆に、もっと距離を近づけることでその良さが体感できるようになる。」というのがわれわれのスタンスです。
それでは、リノベーションした様子をご覧くださいませ。
扉を開けてまず目に飛び込んでくる光景が上の画像です。
通常ガーデニングで使われるバルコニーアーチ、その向こう側には大きな観葉植物。こうした配置により奥行きを生むことに成功しました。一番手前に敢えて人工芝を敷いていないのもそのための措置になります。決してケチっているわけではありません。
そして来訪者にはこのアーチを潜っていただきます。まるで未体験ゾーンに足を踏み入れるような “ワクワクした気分” を味わってもらう狙いがあります。
アーチを潜ると向こう側にあるのは一面に広がる “緑の世界”。
来訪者の気分が、またここで一際上がることでしょう。
ここでは、観葉植物をパーテーションに見立て、エリアを3つに区分けしました。
・リラックスした商談ができるソファセット
・しっかりとした話し合いの場がもてるミーティングスペース
・地べたで寛げるちゃぶ台コーナー
それぞれに特徴を持たせています。ちゃぶ台コーナーは主にスタッフの休憩用として活用します。
■ポイントは “観葉植物を肌で感じる距離感”
コーディネートする上でわれわれが特に強調したいこと。
それは、“観葉植物を肌で感じられる距離感” です。
なぜなら、観葉植物の最大の効用を “潤い” と考えるわれわれにとって、その効用を最大限に享受するには、より近い位置にあることが重要だからです。
観葉植物は生きています。つまり呼吸をしています。そして、葉は伸び花も咲きます。香りもあります。このような生命の息吹をより近い位置で感じることは、働く人たちに対して “大きなリラクゼーション効果” を発揮してくれると考えています。
それに加え、見過ごせないのが脇役たちの存在。
この場合であれば、アンティークドアやアンティークソファ&サイドボード、ステンドグラスやラビットの置物などです。こうした脇役たちが、【気分転換・想像力・緊張緩和・話題の提供…etc.】 これらに寄与する隠し味となっています。
いかがでしょう?
ここで商談しているケースを想像してみてください。
身構えてしまうようなハードルの高い商談もすんなりまとまってしまうかもわかりません(笑)
長らくの間、世の中では “癒し” が求められています。
若い人たちの間で “昭和” がブームになっていることも、その顕われの一つと捉えられるでしょう。
とある人材派遣会社では、会社の受付に大規模なグリーンインテリアを配したことで、求人の数が飛躍的に伸びたという話も耳にしました。
これらのトピックスはごくごく一部に過ぎませんが、社会に蔓延る閉塞感と決して無関係ではないはずです。
劇的花屋としては、そうした状況を打破すべく、働く環境に少しでも多くの “ウィットに富んだ空間作り” を提供していきたいと考えています。
それは、『贈るのは、ドラマです。』をキャッチコピーに掲げる花屋としての使命でもあります。
今回の施工事例については、劇的花屋サロンに併設する施主様のご協力により内見が可能になっています。ご興味をお持ちの方はぜひ体感しにいらしてください。
お問合せは フラワーアーティスト 和田浩一よりお待ちしています。
世の中にもっともっと “働くことが楽しくなる環境” を提供していきたい。
劇的花屋はそう考えています。