ウェディング装花・装飾
過去に手がけた挙式、披露宴、パーティーの装花・装飾例のご紹介
2010.5.22 レストランウェディング 西麻布
デザイン系のお仕事をされているご新婦さま。ペーパーアイテムなど、ディテールに至るまでこだわり抜いて準備を進めていらっしゃいました。
ブルーとブラウンをアクセントカラーにしたいということだったのですが、その中でも特に、ブルーについては、世界的一流ブランドのカンパニーカラーでお馴染みの、ティファニーブルーを熱望されていらっしゃいました。
その色合いを最大限に引き出すために、お花に関しては、白&グリーンでまとめましょうということになり、デザインは、球体の丸いフォルムを活かした、おしゃれで個性的な感じに仕上げることで話がまとまりました。
使うお花は、ダリア(かまくら)、バラ(アバランチェ)、ピンポンマム、ポンポン咲きスプレーマム(アムロ)、カーネーション(プラドミント)、テマリソウ、アンティークアジサイ、シュガーバイン…etc.
ただ、打合せの段階で実物を目にしたわけではなく、なんとなく不安感がつきまとっているようでしたので、後日、ゲストテーブルのサンプルを用意することで、その不安は拭い去っていただけたようです。
さて、アクセントカラーに話を戻します。
リボンを使うことは決まりました。あとは、ティファニーブルーをどう調達するかです。ご新婦さまがご希望されているこのティファニーブルーは、商標登録されているものなので手に入れることができません。
そうなると、あとはもう、それに近い色を見つけるしか術はないということになります。しかし、ここまで話が込み入ってくると、私の方でも判断基準に迷いが生じます。
一番良いのは、ご本人が実物を見て選ぶこと。つまり、ご自身で探されるのが一番手っ取り早い方法だと…。私はそのことを正直に申し上げました。
すると、ご新婦さまは、快い返事で承諾してくださいました。
ご新婦さまが選んできたブルーは、サテン地の高級感がある、とても品の良いブルーでした。お花との相性もバッチリでした。
お客さまとともに創り上げたという印象が、今でも残る結婚式です。
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